スキップしてメイン コンテンツに移動

第57回東京国際ギターコンクール2次予選終了

この日は、早朝駅伝を応援に行きその足で予選会へ向かいました。間に合わないかと思いましたが中央特快に乗り換えられて間に合いました。昨年は、全員聞くことが出来ましたが今年は友人(音楽関係ではありません。)が急逝49歳。お通夜の為中座しました。

トップバッターの1.Andrea Campanario(スペイン)は、当日棄権となり、20分後スタートとなりました。もう来年は、年齢制限に引っかかるので振り回されずに済みそうです。
2.Cameron O`Connor(アメリカ)
3.Xavier Jara(アメリカ)
4.Thomas Csaba(フランス)
休憩後
5.秋田勇魚
6.斎藤優貴
7.飯野なみ
8.大西洋二朗まで聞くことができました。

今後に役立ててほしいと思いますので率直に苦言を提します。

2.Cameron O`Connor(アメリカ)27歳
自然な弾き方でものすごいテクニシャンです。バッハは、とても共感できました。テデスコのロンドも緩急上手に演奏していました。素晴らしかったです。ブレがありません。最近の楽器は、音量があり音質も改善されたものがあります。もう少し音量がある良い楽器を見つけるとメジャーなコンクールで優勝出来ると思いました。
星☆☆☆☆

3.Xavier Jara(アメリカ)21歳
フランスに留学中のようです。先程のカメロンさんより音量がありました。明らかに今風の音量がある楽器です。チェロのように構えています。右手の構えが良くありません。昔フランスで見ましたがチェロのように構える女流ギタリストがいました。お母さんがチェロリストだった影響でしょうか?その後そうした構え方の人を見かけませんでしたが、フランスでの伝統が無くなってきているようで残念でした。左手は、楽で良いと思いますが右手の構えが不自然ないので中年になったら今のように弾けなくなると思います。今の時点では、良く弾いていました。☆☆☆△

4.Thomas Csaba(フランス)24歳
同じフランスのコンセルバトワールのようです。この彼の方がよりチェロの弾き方でした。8人の中で一番音量がありました。左手は良いのですが、やはり年を重ねると神経伝達が悪くなるので早いテンポで細かなアルぺジやスケールが続くバッハ/プレリュードでは、a指のコントロールが落ちてきているように感じました。その為音がかすれミスが起きていました。その為軽快な曲は弾けなくなるので自ずとゆっくりな曲を選択することでしょう。前のザビエル君も将来同じことにならないことを願います。☆☆☆

5.秋田勇魚20歳
国内コンクールに入賞優勝している逸材です。イーストエンドギターフェスの時にぺロワ氏のマスタークラスを受講していました。その時偶然客席から通訳を頼まれした時の彼でした。その時より音も綺麗になって粒が揃うようになり上達を感じました。先日も記憶に新しいウルグアイ出身のアルバロ・ピエルリのマスタークラスを受講していました。この時受けたフレージングの指摘は、活かされていませんでした。音の関連性を理解できていないようなので音が繋がらない。音楽が流れていませんでした。装飾音の入れ方も今一つでした。また、楽器の音が細く広がりが足りませんでした。
☆△

6.斎藤優貴17歳
前の秋田君のようにジュニアより国内コンクールに優勝や入賞をしている逸材です。5年前に当時12歳で大阪の日本ギターコンクールで上級部門で優勝した時に偶然聞く機会がありました。将来有望な逸材かと思いました。5年ぶりに彼の演奏を聞きましたが、リズム感が悪く拍の取り方がよくありません。音楽が流れません。バークリーのソナチネも爪音と絃を弾くときにぺチャぺチャと音がしていて楽器から響き(余韻)がありません。その結果、和音の変化が出ていませんから単調な演奏になります。昔のピアノ演奏もそうでしたが打点だけです。空間に残っている音を聞けるように指導してあげてほしいと思います。旧日本人的な演奏に後退してしまっていました。これは、私たち日本人の弱い点です。学習の方向性を直すべきです。難しい曲を弾くのではなくゆったりした曲を上手くつなげる弾き方を身に付けると良いです。タッチの雑音も除くように☆

7.飯野なみ21歳
この方もジュニアよりコンクール入賞優勝をしている逸材です。私は、初めて聞くことが出来ました。昨年のクラシカルギターコンクールに優勝していますが、明らかに力不足を感じました。音が鳴っていません。右手の弾き方が良くありません。低音の大切さを理解していようで中途半端に弾いていました。ロドリーゴでは、やはり弾けていない箇所があり技術的に消化できていないことが露呈していました。音質は、綺麗な音が出ていて上品さがありますので好感が持てます。今後基礎を見直し出来るかが成長のカギになるでしょう。☆△

8.大西洋二朗31歳
音楽が流れていません。リズム拍の取り方を直さないといけません。音がどこに向かっているのか?細かく指導してくれる(出来る)先生を見つけることです。無駄な響きが鳴っていました。楽器も良いものを探すといいでしょう。☆



コメント

このブログの人気の投稿

第10回クラシックギターサマーセミナーin原村 受講生、聴講生募集中!!

2017年8月18日(金)~20日(日)2泊3日

サマーセミナーの目的・趣旨
クラシックギターの魅力を再認識してもらうことから故稲垣稔氏(2013年6月26日没)と共同で2007年にスタートしました。クラシックギターが持っている「無類の美音」を心耳で聴き、その素晴らしさを一人でも多くの方に伝えていこうと開催しております。今回は、一人一人の隠れた才能の掘り起こしを目指したいと思います。
会場:グリ-ンプラザホテル(長野県諏訪郡原村八ヶ岳美術館隣)
住所:長野県諏訪郡原村中央高原17217-2821 TEL0266-74-2041 Fax0266-74-2188
参加資格:初心者からプロ志望まで、更なるステップアップを目指す方等、レベルを問わずご参加いただけます。
集合時間:818日(金)1330食堂
受講費:52,000円(宿泊費、朝夕食2回、公開レッスン40分各2回、講座2回、有志による発表会、記念品、賞状)ただし昼食代は、含まれていません。別途かかります。
受講生募集人数18名(残り9名)
今年の特別ゲスト講師決定しました!
鈴木大介先生 作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。2004年~2006年まで8回にわたり、20世紀に生まれたギター音楽を毎回異なる視点でアプローチする演奏会「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。2005年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満徹の舞台「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、2006年、再び招かれた。2008年、ワシントンのケネディセンターにて開催されたジャパン・フェスティバルでの「A Tribute to Toru Takemitsu」に渡辺香津美、coba、八尋トモヒロと共に出演。2010年にも、同メンバーでカーネギーホールおよびオレンジ・カウンティー・パフォーミング・アーツ・センター(カリフォルニア)にて再演、いずれも大好評を博した。
 内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでに、クロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブラン…

第11回クラシックギターサマーセミナーの受講生募集のご案内

募集を開始しました。受講希望の方は、どうぞご連絡ください。
【日時】 8月24日(金)~26日(日):2泊3日
【タイトル】
第11回クラシックギターセミナー in 原村
【サマーセミナーの目的・趣旨】
クラシックギターの魅力を再認識してもらうことから故・稲垣 稔氏と共同で2007年にスタートしました。クラシックギターが持っている「無類の美音」を心耳で聴き、その素晴らしさを一人でも多くの方に伝えていこうと開催しております。初心者、プロ志望までレベルを問わずご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。
【参加資格・募集人員】
初心者からプロ志望レベルまで。受講生募集人員は15名。あと3名
【受講費】
¥52,000(宿泊費、朝夕食2回、公開レッスン40分各2回、講座2回、講師コンサート&有志による発表会、新人演奏コンサート、記念品、賞状。ただし、昼食代は含まれておりませんので別途となります)
※単独での聴講の場合:各講座¥2,000
※レッスン聴講:全日通し券¥3,500、一日券¥1,500
※講師コンサート:24日(金)19:00~ ¥3,000
※新人演奏コンサート:25日(土)19:30~ ¥2,000
※受講生有志によるコンサート:25日(土)15:00~ 入場無料
【講師&新人演奏育成コンサート出演者】
レギュラー講師:田口秀一(基礎講座)
講座ゲスト講師:鈴木一郎
ゲスト講師:岩永善信、ジャン・マリー・レーモン
【新人演奏育成コンサート出演者】

ギター愛好家の皆様へ “今さら聞けないギターの基本を もう一度見直してみませんか?~重力奏法を基盤にした~

長年ギターにおける自然な弾き方を求めてたどり着いたのが「重力・重量」を活かした弾き方でした。そうした見地からアドバイスを致します。どうぞこの機会をご利用ください。






































【概要】
指導力に定評がある弊社音楽教室ギター科講師、田口秀一先生がギターを演奏する上で基本的な事柄で今さら聞けない「姿勢」、「演奏法」、「爪の磨き方」、「楽器の選び方」等々をわかりやすくクリニックいたします。クラシック・ギターを弾かれる全ての皆様(レベル、年齢は問いません)、是非ご参加下さい。

【日時】11月23日(木・祝)15:00~
【会場】(株)ギタルラ社1Fスタジオ
【講師】弊社音楽教室ギター科講師:田口秀一先生
【受講料】¥2,160(税込)※定員4~6名。聴講はございません。

※可能な限りギターをご持参下さい。
※ご予約、お問い合わせは(株)ギタルラ社まで。
※ (Tel) 03-3952-5515(火~日 10:30~19:00)(Mail) info@guitarra.co.jp【内容】 指導力に定評がある弊社音楽教室ギター科講師、田口秀一先生がギターを演奏す る上で基本的な事柄で今さら聞けない「姿勢」、「演奏法」、「爪の磨き方」、 「楽器の選び方」等々をわかりやすくクリニックいたします。
㈱ギタルラ社ホームページhttp://www.guitarra.co.jp/