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3月 7, 2013の投稿を表示しています

ギターメトード基礎用法と補足5

P.38
このページは、P.11と13を連動させたものです。特にP指のアーム・アポヤンドは、難しいです。すぐにできるようになりません。これは、バイオリンのボーイングを思い浮かべてください。しなやかな手首の引き寄せと腕の動きが出来るようになるには時間がかかります。あきらめず継続してください。親指の消音もお忘れなく。



P.39
ここでは、課題3と課題4を念入りに練習をしてください。最終的に課題4が簡単にできるようになることが大変重要です。弾く前に「ぐ~」と構えてしまうのはまだ脱力(腕の重みを感じる)を体感できていないということです。最初は、小さい音でも構いません。「す~」と引っかかりが無くなるまで続けることが一番重要なことです。

P.40
に入る前に必ずP.38をもう一度やって腕の緊張をほぐしてから行ってください。
このページの低音部アームアポヤンドが「すー」とできるようになるとアーム・アルアイレもできるようになりバッハやルネッサンスのなどによう出てくるカノンやパッサカリア、フーガ、シャコンヌ等の低音部旋律弾き分けが無理なく出来るようになります。
よくアルアイレ・カット(爪寄りの関節曲げて弦を鋭くはじくやり方:同時でない交互で入れ替えをする場合やキツイ音を求めるときに有効です。)で弾いている人を見かけますが、これは多声部な曲を弾き分けるには不向きであり他の指(ima指)に影響がでて上手くコントロールができません。やはり、それぞれの弾き方の特徴を踏まえて正しい用い方が賢明です。


P.41
よくギター教師も間違って指導していることがあります。課題8を課題7と同じと思いこんでいる方が少なくありません。(苦笑)

課題9
有名な禁じられた遊びの音型です。①弦の旋律は、4分音符そこに3連音符が重なっています。「①弦メロディーをアポヤンドするのが難しい!」とか?「アルアイレで十分だ!」とだいぶ言われるようになっていますが、実はこのアポヤンドは、アームアポヤンドで行います。
P.38のa指を動かさず撫で上る動作を思いだしてください。
a指は、メロディーの弦を弾弦が終わるまで動かしません。腕の重みで引き寄せます。その後、m指とi指は軽く指を動かして(フィンガー・アルアイレ)をします。
力の入れ具合は同じでいてメロディーラインは浮き上がってきます。
すべてアルアイレで(弱い薬指)メロディ…

ギターメトード基礎用法と補足4

P.35~36
発音と消音
アルアイレの練習課題
ここは、P.11,13,14,15,17と同じものを連続して練習できるようにまとめています。親指側面でも消音をしながら練習することで手首の正しい高さが導かれていきます。Pimaのアルアイレのタッチも必ず爪の溝左側にピタッと入れ(弦の上に置く)着地に神経を80パーセント使ってください。
課題1~3は、先に記載しましたP.14、15、17を順次載せたものです。
課題4は、P.28の弾き方で行ってください。



課題5は、pimをプラント(事前に⑥弦~④弦に指を置いて)の練習課題です。


課題6訂正箇所2小節目2拍目の和音ラレソシ(誤り)→正しくはミラレソ
課題7は、スタッカートで練習することで右手の爪先をコントロール力や明瞭な音を出すための課題です。
課題8~9は、プラント(右指を弦の上に置くこと)の練習です。imaを①②③にプラント(置いて)弾くので親指の独立性を養う目的で作成しています。ここでimaのプラントをしないで練習をしていますと空中で手を近付けてしまうので親指の独立が望めません。そうした弾き方は、何年経っても親指の独立が身に付くことがありません。
課題10~11は、指示通り音価を守るように消音してください。
課題12は、先に記載したP.15を応用させたものです。P指を動かしているときに①弦に置いたimaが動かないように気をつけましょう。あくまでP指の独立を養うことが肝要です。4小節目からまずpimaの運指で練習をしてください。P指だけなら上手く動いてもimaが加わると手の甲が動いてP指に寄ってきてしまうものです。これに注意を払ってください。そして5小節目の最後のシは、6小節目のソをアポヤンドして消音して下さい。同様にソからレに低音が下がる時も同様にアポヤンドで消音 です。問題点が改善されるまでは10小節まで区切って練習をしてください。手の甲が安定してきましたら11小節目に入ってください。
なぜトレモロの前にPimaを練習するのか?
1.P指アルアイレの際i指に向かって握ってしまう方がほとんどです。この点に注意して下さい。次に動かすi指を邪魔をしないように触れる前に回して戻すようにします。m指を動かす時にa指が①弦より外に空中待機しているか?鏡を使って確認して練習をしてください。m指よりa指が内側に入っている人は動…

ギターメトード基礎用法と補足3

P.31~33
あなたはこんな押さえ方をしていませんか?
疲れる押さえた方と向き
このページは、あまり意識されていない左手の親指の位置と手首について紹介しています。
クラシックギターの左手の押さえ方は、時代とともに変化してきました。
古典期最初に出版されたF.カルり教本では、明確に左手親指で低音弦6弦を押さえる指示があります。M.ジュリアーニも同様に。そのスタイルが、フォークギターやエレキギターにそのまま受け継がれています。
F.カルリ教本の次に教本を出版したのがF.ソルです。彼の教本には、左手の親指で消音することやセーハの時の親指の位置、6弦を1指で押さえたときはネックの中心に親指が来るという説明が書かれています。
押さえる音型によって左手親指の位置が変わるということは明白ですが、伝統がなかった私たち日本では、「左手親指はネックの真ん中ですべて押さえるというのが基本!」と間違った指導が定着し受け継がれてきました。現在でも何の根拠もないまま鵜呑みにされています。
これによって酷使された左手は、不自然な向きで押さえている人や手首がネックより離れて押さえる為指が釣ったり、親指の付け根が痛くなったり、指の離脱がバタバタしたり、上下移動が苦手になっていきます。
そうした迷信を取り払っていただきたく写真掲載によって親指位置裏側をご紹介しました。
左手で弦を押さえる正しい方法は、「指関節の支え、腕の重み(左右上下を利用)、手首の返し」を駆使して行います。親指で挟む時は、セーハの時ですが、肩からの重みを利用するのでそれでもごくわずかです。理想的な左手の名手は、ジョン・ウイリアムズです。

P.34
訂正箇所
誤り:大セーハ半マス4つのケース→正しくは、大セーハフレットボックス4つのケース

つづく4へ