2013年4月30日火曜日

現代ギター誌5月号私から見たお薦め記事

5月号現代ギター誌を読んでお薦めの記事がありました。
私から見た
お薦め記事
特集 ギターの19世紀黄金期~パリとウィーンに集ったギタリストたち
19世紀初頭の音楽文化情勢(濱田滋郎)/6単弦ギターを普及させた製作家たち(竹内太郎)

ソルの音楽と啓蒙思想(北口 功)/音楽出版社の隆盛とギター譜(編集部)

■特集2 これであなたもギター通!~銘器の外見的特徴を覚えよう!

■インタビュー 松田 弦、パブロ・マルケス

■コンサート・フォト・レポート
鈴木大介&his friends、朴 葵姫、益田正洋&川瀬佑介、
エグベルト&アレシャンドレ・ジスモンチ、毛塚功一&高橋 力、大嶋 芳

■日本スペインギター音楽協会創立40周年記念祝賀会
■「ジストニアを克服したギタリスト」講演会(高橋 望)

■Jiro's Bar~濱田滋郎対談[2]高本一郎(リュート&アーリーギター奏者)
■ギター音楽の歴史[2](坂場圭介)中世の音楽
■ギターは小さなオーケストラ?[2](朝川 博)フェルナンド・ソル
■ロンドン便り[44]
■ニューヨーク便り[28]
■セゴビアとパキータ[26](アルフレド・エスカンデ/訳:平野雪子)
■渡辺和彦のa tempo日記[38](渡辺和彦)
■愛器を語る[50](ティボー・コーヴァン/ジャン=リュック・ジョワ)
■アンサンブルの広場

【情報】
■めもらんだむ■新譜案内■外盤案内■新刊案内■コンクールインフォメーション
■各地から■今月の見どころ聴きどころ■イベントガイド&コンサートガイド

【講座】
■新時代のギターメソッド[14]オクターヴとセパレート・プランティング(新井伴典)
■レパートリー充実講座[218](上垣内寿光/ブラームス:主題と変奏Op.18)
■あなたならどう弾く?運指クイズ[2](谷辺昌央)
■ポピュラー・ヒット・レパートリー[2](小関佳宏)松谷 卓:TAKUMI/匠

【今月の楽譜】
■ニューシネマ・パラダイス(モリコーネ~鈴木大介)
※GGサマースクール2013アンサンブル実習受講曲(三重奏)
■2台のギターのための24の漸進的なレッスンより第5番~第6番(カルッリ)
■古風な組曲よりブーレ、パバーナ、クーランテ(カリェーハ)
■7つの挿話的断章『追憶』より、ゾイデル海Op.20(コスト)
セゴビアとパキータ26
著:アルフレド・エスカンデ 訳:平野雪子

この訳の中に青年期アベル・カルレバーロの写真とセゴビアに師事したことが明らかに書かれています。
講習会でのアシスタントをしていた経歴は、以前読んだことがありましたが、こんな青年時代から習っていたとは知りませんでした。
どうりで右手の弾き方が良く似ているわけです。
このことを通してタレガ~リョーベート~セゴビア~カルレバーロの流れであることが明白になりました。
当時としては左手の移動の際、低音弦から出る「キュー」と聞こえる雑音をあまり気にしていませんでした。また、バイオンリン的にギターを歌わせようと過度なルバートや左手運指も古典作品までもロマン風な運指に変えて指導や演奏がされていました。そんな中ギター奏者の中で先駆けてノイズ(雑音)を出さない左手移動方法(開放弦を取り入れた移動=これは、古典期の運指運びへ戻すあり方や左手の腕や角度を具体的に指示)を教本にし、アカデミックなアプローチをした人ではないでしょうか。

当時新しいギター奏法のように噂されていましたが、この記事訳とインターネット動画の普及のおかげで真実が明らかになってきました。
アベル・カルレバーロは、伝統タレガ~リョーベート~セゴビアの名人の奏法をアカデミックに体系化したギタリスト、作曲、教育者と正しく認識すべきと思いました。

ご参考までに

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