2013年3月7日木曜日

ギターメトード基礎用法と補足3

P.31~33
あなたはこんな押さえ方をしていませんか?
疲れる押さえた方と向き
このページは、あまり意識されていない左手の親指の位置と手首について紹介しています。
クラシックギターの左手の押さえ方は、時代とともに変化してきました。
古典期最初に出版されたF.カルり教本では、明確に左手親指で低音弦6弦を押さえる指示があります。M.ジュリアーニも同様に。そのスタイルが、フォークギターやエレキギターにそのまま受け継がれています。
F.カルリ教本の次に教本を出版したのがF.ソルです。彼の教本には、左手の親指で消音することやセーハの時の親指の位置、6弦を1指で押さえたときはネックの中心に親指が来るという説明が書かれています。
押さえる音型によって左手親指の位置が変わるということは明白ですが、伝統がなかった私たち日本では、「左手親指はネックの真ん中ですべて押さえるというのが基本!」と間違った指導が定着し受け継がれてきました。現在でも何の根拠もないまま鵜呑みにされています。
これによって酷使された左手は、不自然な向きで押さえている人や手首がネックより離れて押さえる為指が釣ったり、親指の付け根が痛くなったり、指の離脱がバタバタしたり、上下移動が苦手になっていきます。
そうした迷信を取り払っていただきたく写真掲載によって親指位置裏側をご紹介しました。
左手で弦を押さえる正しい方法は、「指関節の支え、腕の重み(左右上下を利用)、手首の返し」を駆使して行います。親指で挟む時は、セーハの時ですが、肩からの重みを利用するのでそれでもごくわずかです。理想的な左手の名手は、ジョン・ウイリアムズです。

P.34
訂正箇所
誤り:大セーハ半マス4つのケース→正しくは、大セーハフレットボックス4つのケース

つづく4へ

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