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古くて新しいギターメトード

2012年8月現代ギター社より出版

この教本は、F.タレガ派から繋がる(プロの技)伝統奏法(基本・根本・普遍)を初期の段階まで噛み砕いてものです。実際に趣味の方から指を痛めてから来られた方、他のジャンルプロ、コンクール志望者や先生志望者と幅広く指導検証を重ねてきて出来上がったものです。故に日本人向きともいえます。

古い内容のものありますが、ほとんどの方が知られていない事柄ですから新しいメトードとも言えます。実は、消音記譜してあるので最初のものは、同じA.ポンセ門下のローラン・ディアンス氏の楽譜がありますがかなり高度な曲ですので一般の方には不向きです。

実は、この消音法は国内でまったく指導なされていませんでしたので欧米の奏者より大変遅れています。音に含まれる倍音やフレーズのつなぎ目を消音しなかったり、カンパネラ奏法を多用しすぎていたりとコンクール入賞者でも出来ていない方がまだまだ多く見かけます。

さらに20年前けんしょう炎を起こす方を見かけ、その弾き方を観察すると手や関節に負担のかかる動作や無駄の多い(運動距離が長い)動作がありました。そこで学習経過を伺うと身につけるべき順序を飛び越えて曲しか弾いていなかったり、先生に師事していても具体的な動作訓練が抜けていたり、脱力と云われていたが、具体的指導がなかったりと自力で見つけなければそれまでと捨て置かれている状況を耳にしました。
ただ好きな曲を弾ければだけでは何パーセントの方が手を壊してしまうでしょう。

この「ギターメトード基礎」では、ほとんど国内で知られていなかった右手親指(P指)での側面消音を最初に学習するように組み立てています。この方法から学習しますと手首の自然な位置がどの辺りにこなければいけないのか?自ずと答えが導かれるように作っています。

ima指アルアイレを学習する際にも必ずP指を手前の弦に置いて弾くと手首が高くならず、とっさの共鳴音での親指側面消音も可能になり、必要以上の指巻き込み動作にも陥らなくて済むようになります。また、P指アルアイレの正しい方法も記してありますので低音弦(巻線)雑音が無くなります。

アポヤンドも指の動作だけでなく腕の重みを融合させることで弦の張力を軽減できますのでアルアイレのように楽に行えるようになります。

左手の押さえ方も上下の重み以外の方法もちょっと触れていますのでネックの傾斜を必要以上に高く構える必要も無くなります。

音価を正しく、楽譜に書かれたことを正しく読み取っていくと無駄な左手の押さえを減らすことができ次に優先すべき運指が見えてきます。

やはり古くから伝わるものは、深いところで理にかなっています。最近の弾き方は、浅瀬での理でしかないように思います。

行き詰った方は、是非参考にしてください。
(株)現代ギターインターネットショップ
http://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=139163
https://www.youtube.com/watch?v=xylwhTdTaXs&feature=relmfu

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つのだたかし
【プロフィール】
ヨーロッパで中世からバロックにわたって愛された弦楽器リュートの演奏家。ドイツのケルン音大リュート科卒業。独奏に加え、歌とのアンサンブルに力を注ぎ、エマ・カークビー、ロベルタ・マメリ、エヴリン・タブ、波多野睦美他、内外の名歌手と数多くのコンサート、音楽祭で共演。イギリスのリュートソング、イタリアのマドリガーレ企画、バロックオペラ、シェイクスピアの舞台、映画音楽などを手がけてきた。古楽器バンド《タブラトゥーラ》主宰。CD作品はソロ「リュート」のほか、16-17世紀の声楽作品、石丸幹二との武満徹 Songs他…