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A.カルレバーロ奏法は、セコビア奏法が基盤でした。

アンドレス・セゴビア

インターネットの普及し、我が家にも2005年ごろからパソコン動画YouTubeで巨匠たちの演奏が見れるようになっていままで聞いていた噂が真実と違っていたことに気がつきました。
カルレバーロ奏法は、アポヤンドをしない?アルアイレのみで弾く現代奏法と聞いていました。
しかし、YouTubeで本人の演奏を拝見すると私がエコールノルマル音楽院で学んできたR.アンディア先生やA.ポンセ先生の基本的な右手の使い分け(例:ここは、アポヤンドだよね。
ここは、アルアイレ、ここは消音、ここはカンパネラ奏法でスケールを対処等)となんら変わらないことに驚きました。



                  A.カルレバーロ
カルレバーロ氏の経歴にA.セゴビアのマスタークラスがウルグアイで開かれていた時にアシスタントをしていたことが記されていました。となるとマスタークラスのアシスタントで有名になった方は、イタリアのアリリオ・ディアス、オスカー・ギリア氏とじ立場で有ったと思います。
伝統を体系化して教えようとしていたのではないでしょうか?
どこで間違って伝わったのでしょうか?いまだにその理由がわかりませんが・・・。
ホセ・ルイス・ゴンサレス(若い人にはホセルイス・テクニックノート手塚偏がなじみがあるかもしれません)とカルレバーロ氏の右手のフォームが同じことからも明らかです。
               
ここで有名になったお弟子さんたちを紹介します。有名になったE.フェルナンデスさん、演奏は軽快で上手です。しかし師匠と同じ右手フォームでもありませんし、同じやり方のアポヤンドをしていません。
同じくアルバロ・ピエルリも違います。しかしこの二人は、右手の弾き方はよく似ています。
この人は、ロベルト・オーセル氏ですが、A.カルレバーロ奏法(メトード)で育った弟子と間違えられていますが、ホルへ・マルチネス・サラーテの弟子でサラーテ教本で育った方です。本人のホームページにもA.カルレバーロに師事とは記載がありません。コーティングとしてカルレバーロ教本を推奨、活用している人かも知れませんが、誤解のないようにお気を付け下さい。
P.S
最近知ったこと。
2013年現代ギター誌5月号
セゴビアとパキータ26
著:アルフレド・エスカンデ 訳:平野雪子

この訳の中に青年期アベル・カルレバーロの写真とセゴビアに師事したことが明らかに書かれていました。
講習会でのアシスタントをしていた経歴は、以前読んだことがありましたが、こんな青年時代から習っていたとは知りませんでした。
どうりで右手の弾き方が良く似ているわけです。
このことを通してタレガ~リョーベート~セゴビア~カルレバーロの流れであることが明白になりました。
当時としては左手の移動の際、低音弦から出る「キュー」と聞こえる雑音をあまり気にしていませんでした。また、バイオンリン的にギターを歌わせようと過度なルバートや左手運指も古典作品までもロマン風な運指に変えて指導や演奏がされていました。そんな中ギター奏者の中で先駆けてノイズ(雑音)を出さない左手移動方法(開放弦を取り入れた移動=これは、古典期の運指運びへ戻すあり方や左手の腕や角度を具体的に指示)を教本にし、アカデミックなアプローチをした人ではないでしょうか。

当時新しいギター奏法のように噂されていましたが、この記事訳とインターネット動画の普及のおかげでアベル・カルレバーロは、伝統タレガ~リョーベート~セゴビアの名人の奏法をアカデミックに体系化したギタリスト、作曲、教育者と正しく認識すべきと思いました。

ご参考までに







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